英会話学校の陰謀は本当か。

よくネットで販売している英会話教材の販売ページを見ると、

「英会話学校に行っても話せるようにならない。なぜなら、彼らの目的はいかに生徒をスクールに継続して通わせて、できる限り長期間月謝を払わせるかであるからだ。だから、短期間で話せるようになって辞められたら困るのである。」

みたいに書いてあることがあるが、本当だろうか。


仮に、本当だとしたら、道徳的に間違っている以前に、そもそもビジネス的に間違っている。

まず、英会話スクールを辞める人の多くは、英語が話せるようになったから、辞めている訳ではない。

ほとんどが、英語が話せないから辞めていく。

むしろ、英語が話せるようになったら、英語を使うことがどんどん楽しくなるはずなので、上位レベルのクラスがあって、興味をそそる内容のレッスンをしていれば、そこに通う。

それから、英語が話せるになったら、回りの友達から、何で英語が話せるようになったか聞かれるだろう。

そこで、その英会話学校の名前が出たら、相当強い口コミになる。

その学校に通ったけど、全然話せるようにならなかったなんてマイナスの口コミよりよっぽどいい。


このぐらいのこと、英会話学校の人も分かっているはずなので、真相がどうかは分からないが、英会話学校に通ってもなかなか話せるようにならないのは、話せるようにならないように英会話学校が操作しているというより、ただ単に授業の内容がしょぼいだけだと考えられる。

それに週一回のレッスンだけじゃ、現実的に考えて、短期間で話せるようにはならない。

それだけの話だと思う。


まあ、そこに付け込んで、

「週3回のレッスンが、週1回のレッスンの2倍の値段で受けられます。週3回なので、単純に考えて週1回のレッスンの3倍の速さで英語が話せるようになりますよ、少しお時間的に大変かもしれませんが、今頑張っておけば後で楽になりますよ。お値段もレッスン数の割りにお得ですし。」

っていう営業トークもありそうだけど。。

 

なぜK-popアイドルは日本語が上手いのか。

なぜ韓国のアーティストたちはあんなに日本語が上手いのだろうか。

テレビで韓国のアーティストが日本語を話しているのを見るたびに思っていた。

何か特別な方法があるのだろうかと。


で、ネットとかでいろいろ検索してみたのだけど、
これという答えは無かった。

日本語と韓国語が似ているからという意見はあったけど、
なんかしっくりこなかった。


先日、YOUTUBEを適当に見ていたら、英語が話せる韓国のグループを見つけた。

そして、彼女らの英語習得方法を調べて、ひとつの結論に達した。


まず、この動画を見て欲しい。



Wonder Girlsっていう韓国のグループなんだけど、
ネイティブと問題なく英語で会話しているようにみえる。

調べたところ、ほぼ全員が帰国子女ではなく勉強で英語身につけたとのこと。
(アメリカに住んでいたことがあるメンバーもいるらしい。たぶん、右から2番目の子)

特殊な方法があるというわけではなく、ガチで頑張って身につけている。

少なくとも、この記事を読む限りそう思える。

自由時間に英語のレッスンを受けたり、毎週400単語を覚えるテストをしたり(80%以上正解しないと、間違えた単語をそれぞれ100回書かなければいけない)。

かなり、ゴリゴリに勉強している。


Soheeというメンバーは、この記事を読むとゴシップガールのDVDで韓国語と英語の字幕を見ながら知らない単語を覚えているという。

方法としては、ありがちな方法。



結局、

普通に頑張って身につけている

ということ。


日本語も同じだと思う。

空いてる時間にかなり頑張っているのだと思う。

なにか特殊な方法を使っているとかではなく。



その根性、見習いたい。

「やる気が出ない」という言い訳について。

やる気なんて出なくて当たり前。


別に、やる気がないこと自体は悪いことではない。


やらないことが悪いのである。


やる気がなくてもやれば、それなりの結果はついてくる。

 

やる気が出ないからやらないというのを続けると、


やる気が出ないことが悪いことだと刷り込まれていく。


やる気がなかったらやってはいけないと思うようになる。

 


やる気はでないけど、やらなきゃいけないことはある。


そんな時は、むしろ、やる気を出さず、やる気を求めずやる。

 

やる気って、そもそもそんなに重要ですかって話。


やる気なんて、行動のきっかけのひとつにすぎない。

 

そう、

 

「やる気がなくても、何でも出来る」

 

”結果を求めない”勇気を持つ。

「結果が全て」

「結果にこだわってこそ、プロ」


結果。


結果。


結果を求めることで、結果が出せれば、これほど楽なことは無い。


みんな、結果が大事だということは分かっているし、結果が欲しくて何かをしていることが多い。


でも、結果を出せない。



語学で言うなれば、


外国語を話せるようになれない。


TOEICで目標点が取れない。



つまり、結果を出せていない。


そして、結果が出せない恐怖と戦うことになる。




結果が出なくてもいいから、やるべきことをやる。


それだけでいい。


「結果が出なければ意味がない」


とか


「どんなに頑張っても、結果が全て」


とか


そんなん言われたら、普通、やる気なくなる。

それで、よしやろう!って思える人は、

相当、精神的にタフか、

頑張ることによる成功体験を積んできている人か、

無理している人、

ぐらいだと思う。


成功体験よりも失敗体験の多い人とか、

精神的に弱い、または怠け者は、

どれだけ気楽にやれるかが、ポイント。


語学はダイエットと同じで自分との戦いなので、
過程が充実していれば自然と結果もついてくる。


過程が良い=結果も良い


ということになる。



ていうか、


大体のことにおいて、過程が良ければ、結果も良いはず。


結果が良くないということは、過程も良くなかった


ということ。


ま、どの時点を結果とみなすかにもよるけど。

学生時代に英語が0点だった人が、どんなに良い過程を送ったところで、
勉強を始めて1週間でTOEIC800点を取るのは無理。


それは、過程のせいではない。

結果を求めるのが早すぎただけ。




何だか取り留めの無い話になってきたけど、


まとめると、



結果を求めない。

そうすると、練習(過程)が楽しくなる。

楽しいから、自然に多くやる。

その結果、技術が上がる(結果が出る)。



草野球的なノリでやればいいじゃん。



ということ。


あんまり思いつめずに、気軽にやろーよってこと。


フラットな気持ちで始めて、フラットな気持ちで続けよう。

たとえば、語学の勉強やダイエットをするとき、基本的には今の状態を否定するところからはじめます。

 

「今よりもっと英語がうまくなりたい」
「痩せてカッコよくなりたい」


そして、時にはその気持ちが強いほど良いとされることもあるようです。
そのほうが、モチベーションが高くなるからです。


ただ、強い自己否定はストレスとなり、結果として行動を止めてしまうことも多々あります。


というか、相当意思の強い人間でない限り、止めてしまうでしょう。


だって、思い描く理想の自分と今の自分のギャップを埋めるのは、簡単なことではないし、時間が掛かるからです。


日々、自己否定をして、自分を鼓舞したって、すればするほどマイナスになってしまいます。


結果を出すために必要なのは、特に語学やダイエットのようなものの場合、モチベーションの高さではなく、継続です。


継続させるために必要なのは、強い意思ではなく、フラットな気持ちです。


今の自分をそのまま受け入れ、ただシンプルに、素直に目的に向かって行動を継続させる。


そういうスタイルが一番自然で、効果的だと思います。

 

語学習得最大の敵は。

語学習得最大の敵は、


結局のところ、



『苦手意識』



です。


語学なんて必要なことを覚えることの積み重ねでしかないので、話せるようになるまで続けられるかどうかが全て。


継続できるかどうか、

それを決定づける一番の要素は、モチベーション。

モチベーションさえ保てれば、いつか必ず話せるようになる。



そして、モチベーションをなくす大きな原因が、苦手意識。


勉強しても、なかなか話せるようにならない。

自分は、外国語習得のセンスがないのではないだろうか。

外国語を習得することは、非常に難しいことなんじゃないだろうか。

そんな気持ちがモチベーションを下げる。



現時点での語学レベルは、大して問題ではない。

周りからしたら、結構できると思われているのに、自分では全然駄目だと思っていたり。


苦手意識が、その言語から自分を遠ざける。

遠ざかれば、当然、その言語に触れる機会が減るので、知識の定着も増加もしない。


どういう理由であれ、思っているほど(予想したほど)出来ないから、人は苦手意識を持つのだと思う。


現時点で話せなくても、正しい方法で継続すれば必ず話せるようになるので、苦手意識は持つだけ損というものである。




追伸:

以前、Skypeでフランス語で会話をしてた時のこぼれ話。

会話の途中で部屋に誰かが入ってきたらしく、何かを話していた。

で、その後、「すいません」と言ってきた。


日本語は全然知らないと言っていたので、驚いて、

「なんで、“すいません”を知っているの?」

と聞いたところ、会話がかみ合わない。


どうやら、「すいません」ではなく「C'set ma soeur(セ マ スュー)」だったみたい。


セ マ スュー = 私の妹(姉)です。

会話の相手が妹だったということを言ったのに、それを「すいません」だと思ってしまっていた。

リスニング力ってこういうこと。

文字で見れば間違うことはないんだけど、それが発せられたときに、どう聞こえるか分かっていなければ、聞き取れない。


むむ~。

英語習得に強い動機なんていらない。

英語習得に強い動機なんていらない。

英語が話せるようになったら何がしたいとか、
英語で話したいことなんて無くてもいい。

あるに越したことはないが、必須ではない。

そんなのは、話せるようになってからついてくる。


結局、動機の弱さを理由にするのは負け犬の遠吠えに過ぎない。

モテない奴が、別に大してモテたい訳でもないし、と言って何もしないのと同じである。

他にやりたい事(時間をたくさん割きたいこと)がたくさんあるなら、
大いにそっちに時間を割くべきだし、動機の弱さを理由にするのも分かる。

だけど、他に大してやりたいこともなく、毎日だらだらと時間を浪費しているくらいなら、
例え動機が弱くても、勉強をする時間は山ほどある。

毎日1時間でいいから、英語の勉強に時間を使えたら、
英語なんて話せるようになる。

強い動機なんていらない。


ただ、勉強するだけ。

ただ、必要なことを覚えるだけ。


それだけで英語は話せるようになる。


強い動機なんてなくても、英語は話せるようになる。

逆に、どんなに強い動機があったとしても、勉強しなければ話せるようにならない。