英会話学校の陰謀は本当か。
よくネットで販売している英会話教材の販売ページを見ると、
「英会話学校に行っても話せるようにならない。なぜなら、彼らの目的はいかに生徒をスクールに継続して通わせて、できる限り長期間月謝を払わせるかであるからだ。だから、短期間で話せるようになって辞められたら困るのである。」
みたいに書いてあることがあるが、本当だろうか。
仮に、本当だとしたら、道徳的に間違っている以前に、そもそもビジネス的に間違っている。
まず、英会話スクールを辞める人の多くは、英語が話せるようになったから、辞めている訳ではない。
ほとんどが、英語が話せないから辞めていく。
むしろ、英語が話せるようになったら、英語を使うことがどんどん楽しくなるはずなので、上位レベルのクラスがあって、興味をそそる内容のレッスンをしていれば、そこに通う。
それから、英語が話せるになったら、回りの友達から、何で英語が話せるようになったか聞かれるだろう。
そこで、その英会話学校の名前が出たら、相当強い口コミになる。
その学校に通ったけど、全然話せるようにならなかったなんてマイナスの口コミよりよっぽどいい。
このぐらいのこと、英会話学校の人も分かっているはずなので、真相がどうかは分からないが、英会話学校に通ってもなかなか話せるようにならないのは、話せるようにならないように英会話学校が操作しているというより、ただ単に授業の内容がしょぼいだけだと考えられる。
それに週一回のレッスンだけじゃ、現実的に考えて、短期間で話せるようにはならない。
それだけの話だと思う。
まあ、そこに付け込んで、
「週3回のレッスンが、週1回のレッスンの2倍の値段で受けられます。週3回なので、単純に考えて週1回のレッスンの3倍の速さで英語が話せるようになりますよ、少しお時間的に大変かもしれませんが、今頑張っておけば後で楽になりますよ。お値段もレッスン数の割りにお得ですし。」
っていう営業トークもありそうだけど。。