フラットな気持ちで始めて、フラットな気持ちで続けよう。

たとえば、語学の勉強やダイエットをするとき、基本的には今の状態を否定するところからはじめます。

 

「今よりもっと英語がうまくなりたい」
「痩せてカッコよくなりたい」


そして、時にはその気持ちが強いほど良いとされることもあるようです。
そのほうが、モチベーションが高くなるからです。


ただ、強い自己否定はストレスとなり、結果として行動を止めてしまうことも多々あります。


というか、相当意思の強い人間でない限り、止めてしまうでしょう。


だって、思い描く理想の自分と今の自分のギャップを埋めるのは、簡単なことではないし、時間が掛かるからです。


日々、自己否定をして、自分を鼓舞したって、すればするほどマイナスになってしまいます。


結果を出すために必要なのは、特に語学やダイエットのようなものの場合、モチベーションの高さではなく、継続です。


継続させるために必要なのは、強い意思ではなく、フラットな気持ちです。


今の自分をそのまま受け入れ、ただシンプルに、素直に目的に向かって行動を継続させる。


そういうスタイルが一番自然で、効果的だと思います。

 

語学習得最大の敵は。

語学習得最大の敵は、


結局のところ、



『苦手意識』



です。


語学なんて必要なことを覚えることの積み重ねでしかないので、話せるようになるまで続けられるかどうかが全て。


継続できるかどうか、

それを決定づける一番の要素は、モチベーション。

モチベーションさえ保てれば、いつか必ず話せるようになる。



そして、モチベーションをなくす大きな原因が、苦手意識。


勉強しても、なかなか話せるようにならない。

自分は、外国語習得のセンスがないのではないだろうか。

外国語を習得することは、非常に難しいことなんじゃないだろうか。

そんな気持ちがモチベーションを下げる。



現時点での語学レベルは、大して問題ではない。

周りからしたら、結構できると思われているのに、自分では全然駄目だと思っていたり。


苦手意識が、その言語から自分を遠ざける。

遠ざかれば、当然、その言語に触れる機会が減るので、知識の定着も増加もしない。


どういう理由であれ、思っているほど(予想したほど)出来ないから、人は苦手意識を持つのだと思う。


現時点で話せなくても、正しい方法で継続すれば必ず話せるようになるので、苦手意識は持つだけ損というものである。




追伸:

以前、Skypeでフランス語で会話をしてた時のこぼれ話。

会話の途中で部屋に誰かが入ってきたらしく、何かを話していた。

で、その後、「すいません」と言ってきた。


日本語は全然知らないと言っていたので、驚いて、

「なんで、“すいません”を知っているの?」

と聞いたところ、会話がかみ合わない。


どうやら、「すいません」ではなく「C'set ma soeur(セ マ スュー)」だったみたい。


セ マ スュー = 私の妹(姉)です。

会話の相手が妹だったということを言ったのに、それを「すいません」だと思ってしまっていた。

リスニング力ってこういうこと。

文字で見れば間違うことはないんだけど、それが発せられたときに、どう聞こえるか分かっていなければ、聞き取れない。


むむ~。

英語習得に強い動機なんていらない。

英語習得に強い動機なんていらない。

英語が話せるようになったら何がしたいとか、
英語で話したいことなんて無くてもいい。

あるに越したことはないが、必須ではない。

そんなのは、話せるようになってからついてくる。


結局、動機の弱さを理由にするのは負け犬の遠吠えに過ぎない。

モテない奴が、別に大してモテたい訳でもないし、と言って何もしないのと同じである。

他にやりたい事(時間をたくさん割きたいこと)がたくさんあるなら、
大いにそっちに時間を割くべきだし、動機の弱さを理由にするのも分かる。

だけど、他に大してやりたいこともなく、毎日だらだらと時間を浪費しているくらいなら、
例え動機が弱くても、勉強をする時間は山ほどある。

毎日1時間でいいから、英語の勉強に時間を使えたら、
英語なんて話せるようになる。

強い動機なんていらない。


ただ、勉強するだけ。

ただ、必要なことを覚えるだけ。


それだけで英語は話せるようになる。


強い動機なんてなくても、英語は話せるようになる。

逆に、どんなに強い動機があったとしても、勉強しなければ話せるようにならない。
 

オリジナルの英語教材、作ってます。

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